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一度は観ておきたい!レズやバイなどLGBTがテーマの映画10選

この数年、急速にLGBTの認識が深まっています。それに伴いLGBTをテーマにした書籍、映画、ドラマの数も急増中!そこで今回は数あるLGBTをテーマにした映画の中でも特におすすめの作品を厳選してご紹介したいと思います。レズやバイの人はもちろん、LGBTに興味がある、もっと知りたいという人は必見です!

 


目次

1. キャロル(2015年)
2. トランスジェンダーとハリウッド: 過去、現在、そして(2020年)
3. アンダーハーマウス(2016年)
4. アイ・アム・マイケル(2015年)
5. アデル、ブルーは熱い色(2013年)
6. キッズ・オールライト
7. ブロークバック・マウンテン(2005年)
8. ビビアンの旅立ち(1985年)
9. TOPLESS(2008年)
10. KISSingジェシカ(2001年)
11. LGBTをテーマにした映画は名作揃いだった!



キャロル(2015年)

物語の舞台は1951年のニューヨーク。自由の国アメリカとは言え、まだまだLGBTが今ほど知られていなかった時代です。そんな中、ジャーナリストの夢を叶えるためアルバイトに励んでいたテレーズと貴婦人キャロルが出会い、恋に落ち、苦悩しながらも愛し合う姿を描いた名作!同性愛だけを描くのではなく夢や人生などいろんなことについて考えさせられます。そしてキャロルの美しさはレズビアンでなくても見惚れてしまうこと間違いなしですよ!

 

トランスジェンダーとハリウッド: 過去、現在、そして(2020年)

ラヴァーン・コックスなどトランスジェンダー、LGBTの俳優や業界人、さらには歴史家などへのインタビューを収録した作品です。これまでTVや映画業界でLGBTがどんな風に描かれ、そしてそれらがアメリカの分化にどのように影響を与えてきたかを描いています。当事者の生の声を聞くことができる貴重な作品。物語は苦手という人でも興味深く観ることができますよ。トラウンスジェンダーやセクシャルマイノリティのことをもっと深く知りたいという人におすすめです!

 

アンダーハーマウス(2016年)

多くの女性と自由に恋とセックスを楽しむダラスと、婚約中の身でありながらダラスに惹かれていくジャスミンとの情熱的な愛を描いた作品です。タイトルからも想像できるようこの作品はモザイクがかかるような過激なベッドシーンが多いことで有名!しかしこの作品の魅力はそこではありません!熱いベッドタイムを通し、どうしようもなく互いに惹かれていく心模様の描写こそが見どころ!実際に見ればこの作品がポルノ映画ではないことがわかるはず!ダラスを演じるエリカ・リンダーの美しさにも注目です。

 

アイ・アム・マイケル(2015年)

元同性愛者の活動家マイケル・グラッツェの人生を描いた名作です。この作品では、同性愛と教会が交差する複雑な問題にもメスを入れ、宗教における同性愛についての理解を深めることができます。LGBTの若者に性的アイデンティティを受け入れるよう活動するマイケルが“本当の自分”を追い求める姿はLGBTの人なら共感してしまうはず。ヘイトや偏見に直面しながらもひたすら自分を貫こうとする姿は痛々しさを伴いますがとにかく尊いです!ジェームズ・フランコの熱演もみどころです。

 

アデル、ブルーは熱い色(2013年)

カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドール、さらに英国アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞にもノミネートされた人気作です。主人公の高校生アデルがブルーの髪の年上女性と出会い恋に落ち、恋に我が身を捧げる姿が美しく描かれています。自身のセクシュアリティを知る過程、それに対しての戸惑い、葛藤などが心を鷲掴みになる名作と言えるでしょう!主演二人の美しさも間違いなくこの作品の見どころ。レズビアンでなくても思わず恋しちゃいそうな美しさ&愛らしさを堪能しましょう!

 

キッズ・オールライト

ニックとジュールスのレズビアンカップルは匿名の精子提供を受けてそれぞれが出産。しかし成長した2人の子どもが自分たちの父親に会いたいといい始め、父親を探し、対面する様子を描いた作品です。普段はなかなか知ることができない同性カップルの子育てを垣間見れる貴重な一本!同性の彼女との将来を思い描いている人におすすめです!同性愛が前面に出されているわけではないのでノンケの人でも観やすく、また観た後が爽快なのも魅力ですよ。

 

ブロークバック・マウンテン(2005年)

LGBTをテーマにした映画の代表作のひとつ。1960年代に出会ったイニスとジャックという2人のカウボーイが「禁じられた愛」をひっそりと育む姿が描かれています。1960年代のアメリカではまだ同性愛はタブー、偏見や差別に負けず愛を貫こうとする姿はLGBTでなくても胸にくるはず。この映画が公開された2005年も今ほどLGBTに理解がなく、そんな中この作品によってたくさんの人が心を動かされたと言います。その結果、ゴールデン・グローブ賞や英米アカデミー賞など数々の賞を総なめにし、LGBTへの理解を一歩進めた結果に。まだ見ていない人はぜひ!

 

ビビアンの旅立ち(1985年)

ビビアンの旅立ちは女性同士のカップルが結ばれる姿を「初めて」描いた作品です。監督は自身もレズビアンであることを公表しているドナ・ディッチ。主人公ビビアンが離婚手続きのために訪れたネバタ州で自由奔放なケイと出会い、恋に落ちる様子が細やかな視点で描かれているので見ていると「わかる、わかる」とうなずいてしまうかも!この映画が公開されたのは80年代とまだまだLGBTの市民権が確立されていなかった頃。そんな中ハッピーエンドの作品でサンダンス映画祭で審査員特別賞を受賞したのは凄いですよね!

TOPLESS(2008年)

「恋に”性別” なんてあるの?」のキャッチコピーとともに上映され話題を呼んだ作品です。登場人物は、自由気ままな恋愛を続ける夏子、生まれて初めて男性の恋人ができて結婚に踏み切る朋美、レズの女性と駆け落ちした母を憎むカナの3人。この3人を通して、レズビアンの戸惑い、恋、葛藤などがリアルにえがかれています。悩みながらも賢明に自分の人生を生きようとする姿にはレズではなくても元気とパワーをもらえます!レズの人はもちろんすべての女性におすすめしたい作品のひとつです。

KISSingジェシカ(2001年)

ニューヨークを舞台に恋がなかなか上手くいかない主人公がジェシカがひょんな事から女性と恋に落ちる様子をコミカルに描いた作品です。レズビアンが過剰に出されておらずあくまでラブコメとして楽しめます!ライトなタッチなため数あるレズビアンに関する映画の中でもかなり見やすい作品と言えるでしょう。ノンケだけど最近女性が気になる、実は自分はバイ?...なんて人はこの作品を見ると本当の自分に気づくかも?!

 

LGBTをテーマにした映画は名作揃いだった!

今回はレズやバイなどLGBTをテーマにしたおすすめ映画をご紹介しました。一見閉ざされた世界のイメージがあるLGBTですが、こんなにたくさん名作が揃っていたんですね!しかもご紹介しきれなかった名作がまだまだたくさん!機会があればまた他のおすすめ映画もどしどしご紹介していきたいと思います。ぜひあなたも気になる作品をチェックしてみてくださいね!



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